“ポストタイガー”候補の松山英樹 米ツアーでの「本当の評価」

公開日: 更新日:

「確かにゴルフが強く、確実に結果を出し、毎回のように上位に入ってくる。トラブルが起きても、何食わぬ顔をしてプレーを続ける。メンタル面もタフです。その一方でサービス精神に欠け、インタビューでは気の利いたことも言わず、愛想もない。米国人からしてみれば何を考えているか分からない、得体の知れない気味の悪さがある。そのうえ行儀もよくない。必ずしも正義の味方ではない、ヒール的な存在です。ウッズもアジア人の血が入っていますし、プロデビュー当初はヒール的な扱われ方をしていた。勝負にかける闘争心、悔しがり方など似ている部分がある。注意しておかないと、松山は近い将来、スピースやケプカといった自国のスター選手を脅かす存在になると、強い警戒心を持たれている」

■評価を勘違いすると足元をすくわれる可能性も

 松山の場合、“素行の悪さ”が人気面でマイナスになっている。一昨年のフライズドットコム・オープンで、同組で回ったデービス・ラブⅢから「ボールを置く際、正しい位置に戻していない」と注意された。また、昨年3月のキャデラック選手権ではパターをグリーンに叩きつけて6センチほどの穴を開け、それを見たイアン・ポールターから「マツヤマはバカだ」とツイートされ、騒ぎになった。ポストタイガーに取り上げられたが、ヒールは人気が上がらない。スピースやケプカとは同列にならないのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方