開幕投手に暗雲…巨人・菅野の“異変”にチーム内「おかしい」

「ＴＯＫＹＯシリーズ」の会見に臨んだ菅野（Ｃ）日刊ゲンダイ

　珍しく原監督にも「スピード、コントロール、キレ、全てが上がってきていない」と厳しく指摘されただけに、この日の３者会談が注目されたが、斎藤コーチは「分からない」と言葉を濁し、そそくさと球場を後にした。菅野のことは触れないでくれ、と言わんばかりである。

　昨年１０月に右ヒジを痛め、クライマックスシリーズを欠場。２位阪神に４連敗を食らった。原監督は表向き、開幕投手を決める時期を３月中旬に設定している。とはいえ、菅野は代わりがいない投手。実際は“内定”しているというのが暗黙の了解だった。

　ただ、事情が変わってきた。次回の登板も同じような内容なら、対抗馬の内海も杉内も黙っていない。エースの開幕回避の可能性が出てきた。