“発掘人”に聞く ハリルホジッチ監督で日本代表はどう変わる

公開日: 更新日:

――日本代表の“アキレス腱”に守備のもろさが挙げられます。

「特にセットプレーでの守備の甘さが日本の弱点です。コートジボワールもアルジェリアもハイボールに強い選手が5~6人おり、セットプレーの守備は《高さ》が前提になります。岡田ジャパンには闘莉王と中沢のCBコンビがいて、W杯本大会でも空中戦は圧倒的な強さを発揮しました」

――高さと速さを兼ね備えたCBが理想ですが、現レギュラーの吉田はスピードに、森重は高さに不安を抱えています。

「若手の植田と昌子(ともに鹿島)は先のACLではミスの連鎖から失点に絡んでいましたが、彼らは少々目をつむっても鍛えていきたい選手です。ハリルホジッチ監督の若手発掘に期待したいと思います」

――8月に中国で東アジア杯が開催されます。実質的なチーム作りのスタートになりますが、そんなに時間は多くありません。

「国際Aマッチデーではないので国内組を中心にしたメンバーになると思いますが、ケガが治ればMF山口(C大阪)は選ばれるでしょう。ハードワークを厭わず、ハリルホジッチの戦術を忠実に実行できる選手として鳥栖のMF藤田、湘南のMF永木とFW高山、松本のMF岩上らはJリーグでの活躍次第でハリルホジッチ監督の目に留まっても不思議ではありません」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末