マイアミOPで錦織と初対戦 データで見るイスナーの手ごわさ
錦織がつけ入る隙は、イスナーの「第1サーブが入った際のポイント奪取率」か。これはラオニッチが83%よりやや劣り、79%という数字だからだ。錦織は第1サーブをしっかりリターンしてラリーに持ち込むことが肝心だ。
イスナーといえば、2010年のウィンブルドン男子シングルス1回戦で、3日がかりとなる11時間5分の史上最長試合を戦った選手として有名だ。タイブレークがない最終セットは、なんと70-68だった。精神的にもタフなのだ。
前週のマスターズBNPパリバ・オープンでは、優勝したノバク・ジョコビッチと4回戦で対戦し、4-6、6-7と接戦を演じている。初対戦の錦織は、厳しい戦いを強いられそうだ。