ジャイアンツ青木 球宴初選出のライバルは粒揃いの同僚選手
オールスター(7月14日、シンシナティ)ファン投票のナ・リーグ第2回中間発表が2日(日本時間3日)行われ、ジャイアンツ・青木宣親(33)は101万2117票で前回と変わらず外野手部門の4位だった。
前週は打率3割3分9厘、1本塁打と、好調だったことが追い風となり、今週も依然として好位置に付けている。このまま好調を維持すれば、メジャー4年目にして自身初の球宴メンバーに名を連ねる可能性も出てきた。
もっとも、ナ・リーグの外野手には人気と実力を兼ね備えた選手が少なくない。ファン投票の外野手部門上位3選手との得票数にも開きがあるだけに、ライバルはナの外野陣よりも身内の野手か。
青木のファン投票によるスタメン出場がかなわなければ、監督推薦や選手間投票、あるいは32番目の選手の候補に回るしかないものの、ジャイアンツの選手層は厚く、球宴に同一球団の選手ばかり出場するわけにはいかない。
なにしろジャイアンツは昨年のワールドシリーズの覇者。野手の選出に関しては、ボウチー監督が「我々のチームからは誰が選ばれてもおかしくない」と話すほど粒が揃っている。