セ大混戦が後押し ベイ中畑監督「Bクラスでも続投」の可能性

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「続投の追い風になるかもしれない」

 横浜OBがDeNAの中畑監督(61)についてこう言った。

 日本一になった98年以来の前半戦首位ターンを決めたDeNAは観客動員も飛躍的に増加。14日には球団史上最速の42試合で100万人を突破。1試合平均では前年比21.7%増となる2万4481人を記録しており、シーズンシートも完売しているという。横浜の一等地に球場がありながら、客が入らないといわれた時代はすでに過去だ。

 これには就任4年目を迎える中畑監督の貢献度が大きい。新球団となった11年に監督に就任すると喜怒哀楽を前面に押し出し、負けても試合後のインタビューに必ず答えるスタイルを貫くなどファンサービスを徹底してきた。これでマスコミへの露出が格段に増え、今もテレビやスポーツ紙が中畑監督を前面に押し出しているのは、それだけ他より視聴率が取れたり、新聞が売れるからだろう。

 そんな功労者も1年契約で今季が契約最終年。就任以来6位、5位、5位とBクラスが続き、開幕前から結果次第でユニホームを脱ぐといわれてきた。

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