岩田寛がコースレコードの「63」 123位から暫定15位に急浮上
【全米プロゴルフ選手権】
今大会初出場の岩田寛(34)がメジャー最少スコアタイ、コースレコードの63で回り、123位から一気に、通算4アンダー15位(暫定)まで急浮上し、米国で初の決勝ラウンド進出を決定的にした。
アウト発進の2日目は1番、4番とバーディーを奪い、8番パー4ではスタンスが取りづらいバンカーからチップインバーディー。前半は3バーディー1ボギーで折り返す。
バック9に入り、11番パー5で2オンに成功すると、6メートルを沈めてイーグル。12番パー3は幅7ヤードの狭いところにピンが切られ、右サイドはすぐ湖というプレッシャーのかかるティーショットをピン手前1メートルに運び、13番ではカラーからカップに直接放り込んで連続バーディー。さらに15番から圧巻の3連続バーディー。この日はパーオン率55%ながら、22パットとパターが冴えて、やることなすことすべてがうまくいった。
「かなり伸ばさないと予選通過が難しいと思っていたので、とりあえず今後につながるようなゴルフができたらいいなと思っていたら、ラッキーもあっていいスコアで上がれました」(岩田)