岐路に立つ女子マラソン 伊藤リオ内定も「後半勝負」通用せず
正攻法で通用しないのなら、例えば、同日夜に行われた女子5000メートル決勝の鈴木と尾西のように、レース序盤から飛び出すとか、アフリカ勢がペースアップする前の30キロ手前あたりで急に逃げるとか、自分で仕掛けてみる。スピードレースでは無理でも、駆け引き重視の五輪ならイチかバチかの捨て身が奏功するかもしれない。
競馬でも人気薄の逃げ馬は夢を与えてくれる。日本選手がズルズル後退するシーンはもうたくさんだ。