女子マラソンで日本記録 小鴨由水さんは指導&生保レディー

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 22日から北京で世界陸上競技選手権が始まる。今回、またしても女子マラソンの代表選びですったもんだがあったのは記憶に新しいが、92年のバルセロナ五輪代表選考では一人のシンデレラガールの出現が話題になった。それまで無名だった小鴨由水選手(当時20)が日本最高タイムで選考レースに優勝。代表キップを手に入れた。43歳になった小鴨さん、今どうしているのか。

「今でもランニングの世界にどっぷり漬かってます。まずヤフオクドーム近くにキャンパスがある西日本短大健康スポーツコミュニケーション学科の非常勤講師として、駅伝部の監督をしてるでしょ。それと……」

 福岡市の大濠公園で会った小鴨さん、こういって現在の「ランニングの世界」を列挙した。

 臨時職員待遇で福岡市障がい者スポーツセンターの運動指導員を月2回、福岡大学公開講座「ホノルルマラソンを完走しよう!」の講師を月1回、さらにランニングの個別指導教室「九州ダックス」、小学生を対象にしたジョギング教室「kokamoキッズ」、知的障がい者のジョギングサークル「かものこクラブ」をボランティアに近い形で主宰しているそうだ。

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