ヒザの大怪我から半年…親方衆も期待する遠藤“蘇生”の理由

公開日: 更新日:

 ある親方は「ヨソの部屋のことだから……」と前置きしつつ、こう言う。

「当初の遠藤は小手先の技術には長けているがパワーはないという、典型的な大学出身力士だった。大学相撲部では上級生になればしんどい稽古はやらなくなるからね。その上、師匠の追手風親方は指導力が疑問視されている。これは伸びないと誰もが思っていたが、下半身のトレーニングを徹底したことで弱点のパワー不足が解消されつつある。今場所前に横綱や大関が稽古相手に指名したのは、それだけ警戒すべき力士だと思ったからだろう」

 今場所は5勝6敗。まだまだ時間はかかるだろうが、当面は遠藤に期待するしかなさそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  3. 3

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    大河ドラマ「べらぼう」の制作現場に密着したNHK「100カメ」の舞台裏

  1. 6

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  2. 7

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  3. 8

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  4. 9

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり

  5. 10

    トランプ関税への無策に「本気の姿勢を見せろ!」高市早苗氏が石破政権に“啖呵”を切った裏事情