巨人選手「野球賭博」の衝撃 関与していた福田と笠原の“素性”
そんなノホホンとしたエピソードに事欠かない一方で、「金」には執着心を見せていたという。
「ちょっとした空き時間に、二軍の若い選手を集めてサイコロを振っていたのを目撃したことがある。賭けていたかは知らないけどね。トランプを使ったカードゲームもよくやっていました」(ある選手)
知人男性を福田に紹介した笠原は、野球賭博については断っていたと主張している。知人とは麻雀仲間だったという。
「笠原の父はロッテ、ダイエーの投手として活躍。弟もソフトバンクの投手というプロ野球一家。191センチ、95キロの堂々たる体格から投げ下ろす150キロ近い剛速球が武器で、原監督には勝ちパターンのリリーフ陣の一角を任せる構想があったほどの若手有望株だったんですが……」(前出の関係者)
久保社長は「当球団の選手がプロ野球の信用、信頼を失墜させる行為をしたことに関しまして、深くおわびさせていただきます」と謝罪。5日付で両投手を謹慎処分とした。
一体何人のクビが飛ぶのか。謝罪や謹慎でお茶を濁せる問題でないことだけは間違いない。