“優しすぎる大関”琴奨菊 「初賜杯」までの全内幕

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 が、11年11月場所で昇進して以来、長年「ダメ大関」と言われていた琴奨菊が簡単に変われるのか。

 八角理事長(52=元横綱北勝海)は報道陣の「来場所は綱とりか」という質問に、「そう言って欲しいの?」と苦笑いしつつ、こう話す。

「今場所は立ち合いから一気に持っていく相撲が多かった。気持ちが入って集中していたから、厳しい立ち合いができたのだと思う。ただ、頭をつけられて粘られてからの相撲などはなかった。しぶとく勝っていくことも大切ですからね。いずれにせよ、来場所の内容次第です」

 今場所は、対戦相手に恵まれた面もある。モンゴル人3横綱を撃破できたのは、小細工や立ち合い変化、なんでもござれの3人が無策で突っ込んできてくれたことも一因だろう。

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