「優勝P」の差が大きすぎ…宮里美香&野村敏京がリオ確実
リオ五輪の日本女子代表選手は、この2人で決まりだろう。
7日、女子ゴルフの最新の世界ランキングが発表され、先週の米女子ツアーで15位だった宮里美香(26)は2ランクアップし36位。27位の野村敏京(23)も2つ上がって41位に浮上。42位の大山志保(38)を抜いて日本勢2番手となった。これで60位の上田桃子(29)、61位の渡邉彩香(22)らとの差はさらに広がった。
こうなることは時間の問題だった。
野村は2月、米ツアーで初優勝を飾ったことで同ランクを67位から48位に上げ、日本勢4人を抜いて一気に有力候補に躍り出た。ゴルフの五輪代表選手は、7月11日時点の世界ランク上位2人が選ばれることになっているが、今後、国内と海外とで戦う選手の差はますます開きそうだ。
そもそも国内と海外では、優勝ポイントに差があり過ぎる。例えば海外メジャーは100ポイントなのに、国内メジャーの昨季の日本女子オープンは24ポイントと約4分の1だ。海外メジャー以外の優勝ポイントは出場選手の顔ぶれによって変わるが、試合によっては国内メジャーを上回るケースもある。