早くもスポンサー離れ…妖精シャラポワ「薬物違反」の代償
テニス界を代表する美女が薬物検査に引っ掛かった。
女子テニスの元世界ランキング1位で、4大大会通算5勝をマークしているマリア・シャラポワ(28=ロシア)が7日(日本時間8日)、米ロサンゼルスで会見。1月の全豪オープンでのドーピング検査で陽性反応を示したと明らかにした。10年にわたって服用してきた薬に「メルドニウム」が含まれていたそうで、シャラポワ自身は今年1月に新たな禁止薬物のリストに追加されたのを認識せずに、摂取し続けていたという。
数日前に国際テニス連盟(ITF)からの通知でドーピング違反を知ったというシャラポワは「プロとしての責任を持ってプレーしているが大きな間違いを犯してしまった」と釈明。「こんな形で選手生命を終わらせたくない。もう一度、テニスをするチャンスを与えてほしい」と終始、神妙な表情で話した。ITFは「詳しい調査が終わるまでは、今月12日から暫定的な出場停止処分を科す」としている。
■ナイキは契約を一時中断
ITFによる調査次第では長期の出場停止処分が下されるのは必至。それに加えてシャラポワの収入も激減する可能性もある。