腐敗止まらぬ巨人軍 球場を“賭場”にしていた選手の金銭感覚

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 早速、鈴木大地スポーツ庁長官は「好ましくない」とし、巨人、NPBが「賭け行為ではない。少額だから敗退行為ではないと判断した」ことについても、「お金の感覚も人によるのでそういう判断をされたと思うが、何ともいえない」と表情を曇らせた。試合の勝敗を対象に“握り”をしていながら、「賭けには当たらない。敗退行為ではないから問題ない」という巨人とNPBの認識が今回の騒動を招いているのではないか。

 熱心な野球ファンで宗教評論家のひろさちや氏は「彼らの職業である野球で、勝ち負けを賭け事のように軽く扱っている行為自体が腹立たしい。野球ファンをやめたくなります」と憤慨する。

 開幕前にファンにこんな疑念を抱かせてしまった選手と球団に、公式戦を戦う資格があるのか。

「高木投手が野球賭博を起こしたときから、巨人は1カ月出場停止とし、その間の試合を全て負け試合にするくらいのペナルティーを科していいと思っていた。阪神ファンの立場として感情的に言わせてもらえば、今年のセは巨人を除いた5球団でペナントを争うということにしたらどうか」(ひろさちや氏)

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