メジャーV条件は若さ 全米女子プロ“10代OP対決”で証明
【全米女子プロ選手権】
18歳のB・ヘンダーソン(カナダ)とメジャー3連勝を狙う19歳のリディア・コ(ニュージーランド)が通算6アンダーで並びプレーオフに突入した今大会。どちらが勝っても大会史上最年少優勝という10代による激戦になった。
18番パー4で行われたプレーオフ1ホール目はコが残り175ヤードの2打目をピン上5メートルにつけて2パットパー。それに対し、ヘンダーソンは155ヤードを1メートル足らずに寄せてバーディー。1ホール目で勝負がついた。勝因はグリーン上だった。11番パー5では花道から30メートルをパターで放り込み、イーグル。17番パー3はピン左15メートルのバーディーパットを沈めて6アンダーまで伸ばし、首位のコをとらえると、18番では4メートルのシビアなパーパットを決めた。この日はボギーなしの1イーグル、4バーディーだった。
昨年、17歳でツアー初優勝を飾ったヘンダーソンは今大会を含め、すでにメジャーでトップ5入り3回。世界ランク4位の実力の持ち主だ。