今季も増えた苦手投手 巨人“淡泊”打線は実績頼みがアダに

公開日: 更新日:

 現在の巨人打線は3番から坂本、長野、阿部、村田、ギャレットと実績のある連中が並ぶ。各自の技量に任せざるを得ないメンバーだから、チーム単位の攻撃を指示しにくいということはあるだろう。淡泊に見える原因のひとつだが、そんな悠長なことを言っている場合ではない、というのが高橋氏の見方だ。

 先に挙げた投手は、全員が好調を維持しているわけではない。例えば若松の今季の防御率は4.08、バルデスは3.38である。それが、巨人戦になると自信を持って投げてくる。巨人の打者を打ち取る術を確立しているわけで、逆に巨人はそれに対抗する術を持っていないということだ。

 選手個人の技量だけではどうにもならないのであれば、攻略法を授けるのはベンチの仕事。同じ投手に同じようにやられていては、選手はもちろん、首脳陣の能力も疑われる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末