片山と池田は初日50位 男子ゴルフ日本勢はメダル圏外発進
112年ぶりに復活したゴルフ競技。60人枠の出場基準は世界ランキングだが、トップ4(J・デイ、D・ジョンソン、J・スピース、R・マキロイ)や、松山英樹、A・スコットら人気選手が相次いで辞退したことで、盛り上がりに欠ける顔ぶれになった。
初日首位は欧州ツアー3勝、アジアンツアー2勝、豪州ツアー1勝、米下部ツアー3勝と世界中を渡り歩くマーカス・フレーザー(豪=38)。4連続を含む9バーディー、1ボギーの63で回り、8アンダーまで伸ばした。
そのフレーザーと同組の片山晋呉(43)はアウトの2番でボギーが先行。だが直後の3番2メートル、6番3メートルのバーディーパットを決めて1アンダーでターンした。ところが10番で3パットボギーをたたくと、13番は1打目を左ブッシュに曲げてロストボールになりダブルボギー。15番でもボギーをたたき3オーバー50位タイ。また池田勇太(30)も1バーディー、4ボギーの74で回り50位タイだった。
現地でテレビ解説の羽川豊プロが、「リオ五輪での競技は予選落ちのない4日間プレーなので、初日に出遅れてもまだ巻き返しが可能です」とこう言う。