団体銅も大きい中国との差 女子卓球「東京五輪」への課題
石川は158センチで福原は156センチ、伊藤は150センチしかない。できるなら、日本も165センチ以上の選手を代表にしたい。そうでなければ、伊藤のように小柄でもスピードとパワーのある選手を育てなければ、東京五輪で中国と金メダルを争うことはできない。それが現実だ。幸いにも、男女とも中高生に有望選手はいる。あと4年でどこまで伸びるか、周囲が伸ばせるか、だ。
「中国は莫大な予算を投じて卓球選手を育成しているが、日本の卓球協会も、東京五輪に向けて億単位の金を育成につぎ込んでいる。女子は2大会連続メダルで、男子も個人と団体でメダルを取った。4年後は男女とも団体、個人で中国に完敗するわけにはいかない。せめて実力差を1-9から3-7ぐらいにはしたい」と、ある関係者は言うのだが……。