カーショウは中3日で先発 メジャー投手はどれだけタフ?

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 ドジャースのカーショウ(28)が、ナショナルズとの地区シリーズ第4戦に中3日で先発。負ければ今季終了の土壇場で力投してこの日の第5戦につなげたが、チームの窮地で踏ん張るのはカーショウに限らない。

 ジャイアンツのバムガーナー(27)は5日、一戦必勝のワイルドカードゲームで119球を投げてメッツを完封。地区シリーズ進出に貢献した左腕エースは、一昨年、ロイヤルズとのワールドシリーズでもフル回転してMVPを獲得した。

 第1、第5戦に先発して2勝すると、第5戦の完封から中2日の最終戦にもリリーフ登板。5回を無失点に抑え、セーブをマークした。

 メジャー通算216勝のカート・シリングは01年、ヤンキースとのWSの第1、第4、第7戦に先発。第4、第7戦はともに中3日登板で、WSのMVPに選ばれた。

 いずれも162試合の長丁場を戦った後、ヘトヘトの状態で常識を覆すような起用にも耐えているのだ。

 サイ・ヤング賞を7回獲得したクレメンスはヤンキース時代、先発予定の投手が体調不良で登板を回避すると、中3日もいとわずにマウンドに上がった。

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