実業家・北島康介が狙う 五輪アスリート界に“王国”の樹立

公開日: 更新日:

 今回の萩野とのマネジメント契約は競技以外の活動を請け負うもので、スポンサーからの契約金やテレビ出演料など、金額的には一番オイシイところを担当することになる。

 柔道の野村でいえば「ひるおび!」(TBS系)レギュラーやリオ五輪で初挑戦した中継キャスターだ。五輪代表選手は基本的に開幕9日前から閉会3日後まで五輪のオフィシャルスポンサー以外の商業活動は禁止されていたが、リオでは「五輪を想定させない」ことを条件に期間中も許可されていた。つまり、代表選手になれば開幕ギリギリまで稼ぎ放題なのだ。

 4年後に「使える」タレント探しに躍起となる北島の強みは、何といっても圧倒的な知名度と五輪2大会2冠の実績だ。リオの閉会式で流れたVTRでは、安倍首相と共に「日本の顔」としても登場。競泳選手でなくても「信奉者」は多い。

 2020年、アスリート界では「北島王国」が幅を利かせているかもしれない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末