パットタッチ抜群も イ・ボミ“コーライ芝”ではからっきし

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【LPGAツアー選手権リコーカップ 2日目】

 先週の試合で2年連続賞金女王を決めたイ・ボミ(28)がパッとしない。2日目は6番でチップインイーグルを決めるも、スコアを伸ばせず通算1オーバーの15位タイ。7アンダーで単独首位に立った申ジエとは8打差。タップリ稼いで気が抜けたのかと思いきや、そうではないようだ。

 11年から日本ツアーに参戦しているイ・ボミは、12年の今大会に優勝しているが、それ以後、コーライグリーンで行われる国内大会(ダイキンオーキッド=琉球GC、フジサンケイ=川奈ホテルGC富士C)では未勝利だ。圧倒的な強さを見せた昨年も、コーライグリーンを攻略することはできなかった。コーライは漢字では「高麗」と表記し、韓国由来の芝だ。

 あるツアー関係者が言う。

「イ・ボミは日本ツアーに参戦して2年目ぐらいまでは、パッティングのインパクトはやや強めでした。韓国のゴルフ場もベントグリーンですが、おそらく日本のトーナメント会場よりボールの転がりが遅かったからではないか。今は密度が高いベント芝に合わせてソフトタッチになった。ボールがスーッと伸びる速いグリーンでのライン読みは抜群にうまい。高温多湿の気候に強い高麗芝は葉や茎が太く、コーライグリーンの逆目はかなり強めにヒットしなければボールはブレーキがかかったように止まってしまう。今のイ・ボミにはラインや距離感のイメージが合わないのでしょう」

 日本ツアーで稼ぐために、パッティングを日本仕様に変えたか?

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