契約金も問題なし 大谷獲りへ意外なメジャー球団虎視眈々
■軸にしたい選手には資金を投入
「ヤンキースのキャッシュマンGMが数年前から大谷にご執心なのは知られた話ですけど、19球団の中で投手も打席に立つナ・リーグ西地区のダイヤモンドバックスとロッキーズも、やけに熱心だと聞きました」と、前出の代理人関係者がこう続ける。
「ダイヤモンドバックスは今季の年俸総額が30球団中23位、ロッキーズは17位。ともにメジャーでは真ん中以下ですが、大谷獲得に備えていまから資金をプールしているというのです。中でもダイヤモンドバックスは、アスレチックスとカージナルスの監督時代にワールドシリーズを制したトニー・ラルーサが編成部門の指揮を執り、昨年8月に来日したときに大谷をチェックしています。昨オフはドジャースとの争奪戦の末、平均年俸40億円強でグレインキー(33)を獲得した。軸にしたい選手にはドカンとつぎ込む方針で、大谷をグレインキーと並ぶ先発の柱にしたいのでしょう」
日本では比較的馴染みの薄い米球団が、大谷をさらう可能性もあるというのだ。