引退先延ばしか? ボルトを駆り立てるルイスへの対抗心
ルイスへの対抗意識に加えて、スポンサー企業もボルトのモチベーションになっている。リオ五輪後には新たに4社と契約を交わし、これで従来のスポーツ用品、自動車メーカーに加えてスポンサー企業は計10社。詳細な契約内容は明らかになっていないものの、複数の米メディアによれば、昨年のボルトの収入は2000万ドル(約23億円)。陸上界の稼ぎ頭でも年間20億円以上の収入を手放すはずがない。
ボルトは20年8月に34歳。仮に東京五輪に出場してもライトニング・ポーズを決められるかどうかは微妙だが……。