新人らしからぬ物言い…広島ドラ1加藤にポスト黒田の期待

公開日: 更新日:

 カリスマ黒田の抜けた穴を埋めるのはこの男かもしれない。広島ドラフト1位ルーキー・加藤拓也(慶大=22)が9日、宮崎・日南キャンプの第2クールを終えた。

 最速153キロの剛腕は7日のフリー打撃に初登板。力強いボールで、鈴木、田中、菊池の侍ジャパンメンバーを相手に安打性ゼロに抑えた。

 ドライチといっても「外れ外れ1位」。最近の野村や大瀬良はいずれも開幕ローテを勝ち取ったが、「最初は中継ぎからではないか」とみる関係者が多かった。そんな“期待薄”のムードも「侍斬り」で首脳陣の見る目も変わってきたともっぱら。

 加藤に聞いた。

「プロになって驚いたこと? ユニホームですね。クリーニングしてくれることに驚いています。当たり前ですけど、学生の時は自分たちでやりますから。あとは大人が多いこと。学生の時は監督、コーチ、トレーナーの3人。プロは首脳陣、球団関係者、マスコミの人……。気疲れしますね。球場で不特定多数のお客さんに見られるのは平気なんですけど、ブルペンの後ろで見られるのも気になります。入ってみて凄いと思った選手? いるけど言えません。誰かが凄いと言えば誰かが凄くないみたいじゃないですか!」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕の理想の指導者は岡田彰布さん…「野村監督になんと言われようと絶対に一軍に上げたる!」

  2. 2

    小泉進次郎氏「コメ大臣」就任で露呈…妻・滝川クリステルの致命的な“同性ウケ”の悪さ

  3. 3

    綱とり大の里の変貌ぶりに周囲もビックリ!歴代最速、所要13場所での横綱昇進が見えてきた

  4. 4

    永野芽郁は映画「かくかくしかじか」に続きNHK大河「豊臣兄弟!」に強行出演へ

  5. 5

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  1. 6

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  2. 7

    関西の無名大学が快進撃! 10年で「定員390人→1400人超」と規模拡大のワケ

  3. 8

    相撲は横綱だけにあらず…次期大関はアラサー三役陣「霧・栄・若」か、若手有望株「青・桜」か?

  4. 9

    「進次郎構文」コメ担当大臣就任で早くも炸裂…農水省職員「君は改革派? 保守派?」と聞かれ困惑

  5. 10

    “虫の王国”夢洲の生態系を大阪万博が破壊した…蚊に似たユスリカ大量発生の理由