上半身強化実る ハム大谷“野手専念”で打撃タイトル独占も

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 それが今年は右足首を痛めたことで、キャンプから野手に専念。キャンプ中は思うように走れない分、室内練習場で嫌というほど素振りやティー打撃を繰り返した。

「例年以上に振り込んだだけじゃありません。下半身に負荷がかかるのを制限されたため、自主トレ期間中からウエートトレーニングは目いっぱいやっていた。上半身なんて筋肉でパンパンだそうですから。かなりパワーアップしたのは間違いありません」(同)

 オープン戦の9戦4本塁打は、決して偶然ではないというのだ。

 大谷はいまだ、右足首に痛みが残っているらしく、試合での全力疾走も制限されている。下半身に不安を抱えたままピッチングをすれば、上体に頼って肩肘の故障につながる。本格的な投球練習のメドすら立っていないのが現状だが、このまま野手に専念するようなら昨年以上の数字を残すどころか、タイトル独占までありそうだ。

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