WBCで来日のスカウト仰天 大谷の打撃はボンズ級の完成度

公開日: 更新日:

 今回、東京で行われたWBCの2次ラウンドには、メジャースカウトが大挙して押し寄せた。

 米国から直接来たスカウトもいれば、韓国の1次ラウンドをカバーしてきた人も。東京の1次ラウンドからそのまま残るスカウトも中にはいた。

 イスラエル対キューバ戦で2次ラウンドが幕を開けたのが去る12日。その前日のことだ。

 翌日からは連日、昼から深夜まで東京ドームで缶詰めになる。デーゲームとナイター、1日2試合カバーしなければならない日もある。浅草見物なんかでひと息入れたのかと思ったら、とんでもなかった。

 ナ・リーグ東地区の某強豪球団のスカウトは束の間の“休日”を利用して、WBCに出場していない日本人選手をチェックしていた。

■「バッティングはほぼ完成した選手」

 午前中、神宮球場で行われているスポニチ大会で今ドラフトの目玉・JR東日本の左腕、田嶋大樹を見た後、千葉の鎌ケ谷に移動。ファームの楽天戦に実戦初出場した日本ハム大谷翔平をカバーするためだった。そのスカウトが大谷を見たのがネット裏だったのか、一塁側だったのか、外野だったのかは定かじゃない。しかし、右翼への2ランを含む2本の安打をしっかりチェックして仰天したという。そのうえで「バッティングに関しては、ほぼ完成した選手」と、スカウティングリポートに記したそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊川怜の元夫は会社が業績悪化、株価低迷で離婚とダブルで手痛い状況に…資産は400億円もない?

  2. 2

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  3. 3

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  4. 4

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  5. 5

    斎藤元彦知事ヤバい体質また露呈! SNS戦略めぐる公選法違反「釈明の墓穴」…PR会社タダ働きでも消えない買収疑惑

  1. 6

    渡辺裕之さんにふりかかった「老年性うつ」の正体…死因への影響が報じられる

  2. 7

    水卜ちゃんも神田愛花も、小室瑛莉子も…情報番組MC女子アナ次々ダウンの複雑事情

  3. 8

    《小久保、阿部は納得できるのか》DeNA三浦監督の初受賞で球界最高栄誉「正力賞」に疑問噴出

  4. 9

    菊川怜は資産400億円経営者と7年で離婚…女優が成功者の「トロフィーワイフ」を演じきれない理由 夫婦問題評論家が解説

  5. 10

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”