今頃30億円効果 オリ中島&小谷野はフル稼働も低コスパ

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 複数年契約を結んだ助っ人が、契約最終年に好成績を残す例は枚挙にいとまがない。それまではケガで休むなどチンタラやりながら、契約切れのシーズンを迎えて再契約欲しさに目の色を変えるのだ。

 そこへいくと昨18日の日本ハム戦に勝って、首位楽天を2.5ゲーム差で追うオリックスは、ここまで“助っ人”に支えられていると言っても過言ではない。

 18日現在、中島(34=打率.340はリーグ7位タイ)、小谷野(36=同.345はリーグ6位)のベテラン2人がチームを引っ張り、投手では金子(33)が防御率1.35でリーグ2位につけ、エースとしての役割を果たしている。

 この3人はいずれも14年オフ、オリックスにFA移籍、もしくはFA残留した連中。いわば助っ人みたいなものだ。

 この年、リーグ2位だったオリックスは、金子に「4年20億円」、中島に「3年最大12億円」、小谷野に「3年3億円」の札束を積んで優勝を狙った。当時は総額「30億円補強」として話題になったものの、翌15年は5位、昨年は最下位に沈んだ。

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