昨季ナHR王カーターがマイナー落ち 日本球界入りあるのか

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「条件付きながら獲得は可能でしょう」と、スポーツライターの友成那智氏がこう言った。

「要はヤンキースとの交渉次第でしょう。そもそもヤンキースがカーターを獲得したのは保険の意味合いが強かった。タイラー・オースティン(25=右投右打)とグレッグ・バード(24=右投左打)という若手一塁手2人のスペアが必要だったのです。これまで2人がケガをしていたためカーターに出場機会が与えられていましたが、オースティンはケガが治り、バードもじきに故障が癒えるとみられている。もともと右打ちと左打ちの若手一塁手2人をツープラトンで使う構想だったので、日本の球団が持ち掛ければ、ヤンキースは交渉に応じる可能性が高い。ただ、気になるのはここまで打率2割9分、10本塁打、37打点と、今季ブレークしたアーロン・ヒックス外野手(27=右投両打)が右脇腹を痛めて26日に故障者リスト入りしたことです。ヒックスに長期離脱の可能性が出てくれば、外野が1人足りなくなる。その場合はオースティンを外野に回すか、カーターと再契約して外野で起用する可能性が生じます」


■移籍金込みで2億円

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