巨人はなぜやらない? 広島の選手が語る「一番嫌なこと」
4日の広島戦で三塁で今季初のスタメン出場となった巨人の村田修一(36)が働いた。
5番として2安打1打点。昨季ゴールデングラブ賞を受賞した守備では、六回無死一、三塁から菊池の三ゴロを本塁へ正確な送球で封殺した。打率が3割を切った(・299)ケーシー・マギー(34)が初めて先発から外れたための代役だったが、起用に応えた格好だ。
が、対戦相手の広島が「何であれをやらないの?」とクビをひねっていることがある。それは、普段は三塁を守るマギーの二塁起用だという。
■二塁マギーはあくまでイレギュラー
5―9で敗れた4月12日の広島戦。五回に代打で3ランを放った村田が六回から三塁の守備に就き、三塁で先発したマギーが二塁へ回った。マギーは2度の守備機会を無難にこなしたものの、高橋由伸監督は「攻撃しなくてはいけなかったので。そんなには考えてないけどね。今日みたいな(乱打戦で追う展開の)時にということじゃないか」と、あくまでイレギュラーなオプションとし、実際、その後は一度も守っていない。ただ、広島のある選手はこう証言している。