千秋楽秒殺を朝青龍が揶揄…豪栄道V目前で急失速の原因

公開日: 更新日:

 豪栄道は支度部屋で「相手が上だったということ」と話したが、最弱大関が何をか言わんや、である。

 その点、9回目の優勝を果たした日馬富士は、極めてメンタルが強い。優勝インタビューでは「今日の一番に命をかけて、全身全霊で相撲を取った」と話したのも、決して誇張ではない。日馬富士は両ヒジ、両ヒザ、両足首に加え、左右の腰にも慢性的な痛みを抱えているが、それでも土俵上では顔色一つ変えない。4横綱の中では唯一の4場所連続皆勤。今場所は11勝4敗と低レベルの優勝ながら、1人横綱としての責任を果たした。

「いつか、これがあったから良かったと言えるようにしたい」

 と、国技館を後にした豪栄道。少なくとも、今場所の体たらくは語り草になること間違いなしだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大逆風の田中将大まさかの〝浪人〟危機…ヤクルト興味も素行に関する風評が足かせに

  2. 2

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  3. 3

    楽天・田中将大の二軍テスト続行を明言…“外様”今江監督ならではの「常識的判断」

  4. 4

    「(菊池雄星を)高1で超えてやる」 天性の負けず嫌いが花巻東に進学した“本当の理由”

  5. 5

    斎藤元彦知事&代理人弁護士「時間差会見」のあざとさ…二人揃ってPR会社美人社長をバッサリ切り捨て

  1. 6

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  2. 7

    斎藤元彦知事が百条委トンズラで大誤算!公選法違反疑惑に“逃げの答弁”連発も「事前収賄罪」の可能性

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    「終わらない兵庫県知事選」の行方…新たな公選法違反疑惑浮上で捜査機関が動く“Xデー”は

  5. 10

    斎藤元彦知事代理人の異様な会見…公選法違反疑惑は「桜を見る会前夜祭」と酷似、期待されるPR会社社長の“逆襲”