“闇カジノ問題”から1年半 バド代表監督が田児と桃田語る

公開日: 更新日:

 リオ五輪直前の昨年4月、ロンドン五輪日本代表の田児賢一(28)、リオでメダルが期待されていたエースの桃田賢斗(23)を含む6人の選手らが東京都内の違法カジノ店に出入りしたことが発覚。その10日後、シンガポールオープンから帰国した朴監督は「人格教育が足りなかった」と頭を下げた。

 ◇  ◇  ◇

 あれから1年半。桃田は5月に無期限出場停止処分が解け、7月の国際大会復帰戦で準優勝。世界ランク75位(2日現在)まで上げてきた。東京五輪ではメダルの筆頭候補だ。

 ああいうことがあってとても残念でした。私も反省しています。

 田児は、練習のときから特別なスタイルだったようです。日本ではずっと一番強かったから、コーチも監督もみんな、彼が決めたことは何でも「OK」という状態だった。NTT(東日本)はマレーシアでリタイアした選手をスパーリングパートナーとして呼んでいました。そのパートナーは私がマレーシアで監督をやっていたときに一緒だった選手で、あるときその人に「朴さん、(まるで)NTTの監督は田児ですね」と言われましたね。NTTのコーチに「あすは何の練習ですか」と聞くと、「田児とまだ話していないから分からないです」と言うんです。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    岡本和真と村上宗隆のメジャー挑戦に“超逆風” 大谷バブルをブチ壊したMLB先輩野手の期待外れ

    岡本和真と村上宗隆のメジャー挑戦に“超逆風” 大谷バブルをブチ壊したMLB先輩野手の期待外れ

  2. 2
    鈴木誠也と吉田正尚が窮地…トレード浮上も引き取り手なし、大谷フィーバーの裏で価値大暴落

    鈴木誠也と吉田正尚が窮地…トレード浮上も引き取り手なし、大谷フィーバーの裏で価値大暴落

  3. 3
    悠仁さま「オックスフォード大進学」再浮上のナゼ…昆虫標本が充実した自然史博物館の存在

    悠仁さま「オックスフォード大進学」再浮上のナゼ…昆虫標本が充実した自然史博物館の存在

  4. 4
    なぜ大谷はチャンスに滅法弱くなったのか? 本人は力み否定も、得点圏での「悪癖」とは

    なぜ大谷はチャンスに滅法弱くなったのか? 本人は力み否定も、得点圏での「悪癖」とは

  5. 5
    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  1. 6
    猛チャージ石丸伸二候補に広がる危機感…広島からは「あんなぁ都知事に押し上げちゃいけん」

    猛チャージ石丸伸二候補に広がる危機感…広島からは「あんなぁ都知事に押し上げちゃいけん」

  2. 7
    「あぶない刑事」100万人突破で分かった…舘ひろし&柴田恭兵“昭和のスター”の凄みと刑事役の人材不足

    「あぶない刑事」100万人突破で分かった…舘ひろし&柴田恭兵“昭和のスター”の凄みと刑事役の人材不足

  3. 8
    大谷への「アジア人差別感情」は球宴ファン投票にも表れ…問題の根は深く心配な今後

    大谷への「アジア人差別感情」は球宴ファン投票にも表れ…問題の根は深く心配な今後

  4. 9
    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

  5. 10
    ロッテ佐々木朗希は“身内”からも嫌われた? 故障中とはいえ選手間投票でも球宴選外のトホホ

    ロッテ佐々木朗希は“身内”からも嫌われた? 故障中とはいえ選手間投票でも球宴選外のトホホ