FA野上めぐり 西武とベイが巨人“後出しじゃんけん”警戒
■マイコラス残留交渉難航で……
そのマイコラスは巨人3年目の今季、27試合で14勝8敗、防御率2・25。リーグトップの187奪三振でタイトルを獲得した。菅野、田口と先発3本柱を形成していたが、この助っ人が流出したら巨人にとっては一大事である。昨年、巨人がFA宣言をしていた日本ハムの陽岱鋼取りを表明したのは12月に入ってから。オリックス、楽天は巨人の「後出しじゃんけん」に敗れている。
巨人の老川オーナーは「新しい戦力を補強できるものはしていきたい。FAになっている人も、こちらの希望する人はなるべく来てもらえることを願っている」と大号令をかけている。
交渉解禁後も不気味な沈黙を続けている巨人に、他球団は戦々恐々である。