4年ぶり日本人賞金女王誕生の裏で女子ツアーに漂う暗雲

公開日: 更新日:

 女子ツアーが盛んな理由のひとつにプロアマ大会がある。冠スポンサーの大会にかかる費用は賞金総額の3、4倍といわれているが、顧客をまる一日、ゴルフ接待するには安上がりだからだ。

「現状はプロアマ大会に人気がありますが、これから先はどうなるかわからない。40代、50代の若い経営者たちの意識調査によるとゴルフをやらないというデータが増えている。そうなれば接待として女子ツアーの“商品価値”も低下してくる。さらに協会がスポンサー企業に1000万円とも3000万円ともいわれる放映権料を求めてもめている。その一方でスタート時間に遅れたり、クラブを余計に持ったり、ドロップの仕方もわからない女子プロがいて問題になっており、協会はどういう女子プロ教育をしているんだという厳しい批判も出ています」(前出のツアー関係者)

 おごれる者久しからず、だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  2. 2

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  3. 3

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  4. 4

    ヤクルト茂木栄五郎 楽天時代、石井監督に「何で俺を使わないんだ!」と腹が立ったことは?

  5. 5

    バンテリンドームの"ホームランテラス"設置決定! 中日野手以上にスカウト陣が大喜びするワケ

  1. 6

    菜々緒&中村アン“稼ぎ頭”2人の明暗…移籍後に出演の「無能の鷹」「おむすび」で賛否

  2. 7

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  3. 8

    ソフトバンク城島健司CBO「CBOってどんな仕事?」「コーディネーターってどんな役割?」

  4. 9

    テレビでは流れないが…埼玉県八潮市陥没事故 74歳ドライバーの日常と素顔と家庭

  5. 10

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ