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武田薫スポーツライター

1950年、宮城県仙台市出身。74年に報知新聞社に入社し、野球、陸上、テニスを担当、85年からフリー。著書に「オリンピック全大会」「サーブ&ボレーはなぜ消えたのか」「マラソンと日本人」など。

各校の力が均一化 箱根駅伝“打倒青学”の意外なカギ

公開日: 更新日:

 日本のロードレースにはこの手の異色が増えているのだ。学連選抜には他に、佐久長聖をはみ出した相馬崇史(筑波大1年)や慶大の根岸祐太がいるし、先の福岡国際マラソンでは東工大・松井将器、東大・渥美祐次郎、東大大学院OBの秋山太陽が日本人20番前後に名前を連ねた。中山竹通はかつてこう言った。

「頭がいいかどうかは分かりませんが、国立大生はひとりで考えてやっているから強いんですよ」

 マラソンでは相変わらず公務員・川内優輝が暴れ、2020年に100周年が控える箱根駅伝は東大生……これがマラソン日本の現実だ。

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