いまだオファーなし G戦力外の村田に迫るタイムリミット

公開日: 更新日:

 巨人を戦力外となった村田修一(36)が26日、現況を語った。

 約1カ月ぶりに公の場に姿を現し、「野球は続けたい。ずっと(オファー)待ちの態勢は変わらない。待ちながら体を動かして、いつ呼ばれてもいい準備を年明けからしていきたい。海外の可能性? いや、NPB(日本の12球団)でと考えている」と、いまだ日本のプロ球団からオファーがないことを明かし、米国、韓国、台湾などの海外や独立リーグなどの選択肢は否定した。

「でも(待つ)リミットは決めないといけない。今はまだ決める段階ではないけど、徐々に他の球団の動きが見えてくるし、年が明けて練習しながらどこまで待つか、いずれ決めないといけない」と見通しを話した。

 古巣巨人の関係者は「残り135本となっている2000安打が個人的な目標だから、行き先はNPB限定で当然。リミットは、移籍期限としては来年7月いっぱいだが、家族もいるし、そこまでは待たないでしょうね。これから来春のキャンプに呼ばれてテストを受ける可能性があるものの、逆にキャンプ終了後に決まっていなければ、かなり焦る。現実的には待っても開幕前まで。リミットは3月いっぱいになるのではないか」と指摘する。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」