理事選へ蠢動する貴乃花親方 日馬富士の親方にも擦り寄り

公開日: 更新日:

 日馬富士傷害事件に端を発した一連の騒動では当初こそ、その怒りは凄まじかった。弟子の貴ノ岩(27)に対する傷害罪で罰金50万円の略式命令を受けた日馬富士だけならいざ知らず、タニマチや支援者を通じて週刊誌上などで白鵬を攻撃。周囲には日馬富士や、その師匠の伊勢ケ浜親方(57)に対する民事訴訟すら示唆していた。

 貴乃花親方はしかし、そんな加害者側に擦り寄っているという。

「現在、行われている1月場所の最中に、貴乃花親方が伊勢ケ浜親方と話し込んでいたのです。なんでも貴乃花親方の方から相談を持ち掛けたらしい。おそらく理事選をにらんでのことでしょう」

 と、さる親方がこう続ける。

「伊勢ケ浜親方は前回の理事長選後、貴乃花親方と袂を分かち、日馬富士の暴行事件で亀裂は決定的になった。しかし、貴乃花親方としてみれば、2月2日の理事選を前に少しでも一派の勢力を拡大したい。それには伊勢ケ浜親方の協力が不可欠ということでしょう。だとすれば、民事訴訟が交換条件になった可能性は高い。つまり協力してもらえるなら、損害賠償請求はしないとね」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  2. 2

    清原果耶ついにスランプ脱出なるか? 坂口健太郎と“TBS火10”で再タッグ、「おかえりモネ」以来の共演に期待

  3. 3

    だから桑田真澄さんは伝説的な存在だった。PL学園の野球部員は授業中に寝るはずなのに…

  4. 4

    PL学園で僕が直面した壮絶すぎる「鉄の掟」…部屋では常に正座で笑顔も禁止、身も心も休まらず

  5. 5

    「ニュース7」畠山衣美アナに既婚者"略奪不倫"報道…NHKはなぜ不倫スキャンダルが多いのか

  1. 6

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 7

    フジ火9「人事の人見」は大ブーメラン?地上波単独初主演Travis Japan松田元太の“黒歴史”になる恐れ

  3. 8

    ドジャース大谷 今季中の投手復帰は「幻」の気配…ブルペン調整が遅々として進まない本当の理由

  4. 9

    打撃絶不調・坂本勇人を「魚雷バット」が救う? 恩師の巨人元打撃コーチが重症度、治療法を指摘

  5. 10

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した