G由伸監督に聞く3年目の戦い 球団掲げる“若返り”どうする
巨人の高橋由伸監督(42)が、日刊ゲンダイのインタビューに応じた。
昨季は球団ワーストの13連敗を喫するなど、11年ぶりのBクラスとなる4位。過渡期のチームを立て直すため、この2年間をどう生かすのか。打線が貧打に苦しむ中、中日から昨季の本塁打王ゲレーロを獲得したことで、目指す野球は変わるのか。球団が掲げる「若返り」をどう捉えているのか。勝負の3年目。契約最終年を迎える指揮官を直撃した。
■「最初の頃は何も分からずに始まった」
――就任3年目。まず1、2年目を振り返って。
「1年目は選手の時に見ていた監督という仕事と、実際自分が監督になってみての仕事と、見る角度が全く逆で、考えていたよりも……。まあ、やった人にしか分からない大変さを感じました」
――というと?
「正直なところ、最初の頃は何も分からずに始まったところがあります。少しずつ分かってきたものもありますが、経験はいい方に行くことも悪い方に行くこともある。いいも悪いも、少しずつ分かってきたところだと思います」