中田翔は左翼? 日ハム清宮“一軍間近”で浮上する守備問題

公開日: 更新日:

「いざ一軍昇格したときに、今いる選手たちの守備位置をどうするかでしょうね」

 清宮幸太郎(18)に関して、ライバル球団のスコアラーがこう言う。

 18日の楽天との二軍戦は代打で登場して三振に倒れたが、17日の同戦でプロ初安打をマーク。栗山監督はこの結果を受けて、「もともと能力がある。みんながいい打者と言う日が来ると思う」とし、「チームが必要ならすぐに呼ぶ。そうでなければ呼ばない」と話すなど、今月中に一軍デビューが実現する可能性が高まっている。

■一塁か指名打者か

 前出のスコアラーが続ける。

「清宮が一軍で出場するなら、本職の一塁か指名打者しか選択肢はない。一塁で使うなら中田翔(28)を指名打者にするか、先日、4年ぶりに守った左翼へ回す必要がある。そうなると今度は外野をどうやりくりするか、という問題が出てきます」

 中堅の西川は不動として、ここ数試合は左翼を大田やアルシア、右翼を松本が守っている。4割打者の近藤は右翼を守れるが、昨年の腰のヘルニア手術が考慮され、指名打者での出場が続いている。内野手登録ながら主に外野を守る杉谷もこの日、一軍登録されたが、外野のベンチ入りメンバーが少ないこともあり、首脳陣は14年まで左翼手だった中田を今後も状況に応じて左翼起用するパターンを想定しているようだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末