サッカー日本代表 森保全権監督の前途多難とベンゲルの影

公開日: 更新日:

 森保次期監督には「母国開催の東京五輪でのメダル獲得」という重要なミッションが課せられているのは言うまでもないが、A代表の主力を担う海外組の現地視察なども重要な役目となる。しかし、五輪の仕事に忙殺され、どうしても「信頼の置けるスタッフ」に任せることになるだろう。 

「就任会見では話題にならなかったが、英プレミア・アーセナル前監督のベンゲルを<欧州在住の日本代表テクニカルディレクター>という役職に付け、海外組の状態を見てもらったり、欧州各国との試合をマッチメークしてもらったり、そういう役回りをお願いしようとJFA田嶋会長は考えている」(前出の放送関係者)

 ベンゲル前アーセナル監督は名古屋で指揮を執ったことがあり、日本に対する造詣も深い。

■目の上のタンコブになる恐れも…

 一方で森保次期監督にしてみたら「試合で下手を打った場合、ベンゲル代表監督待望論が沸き起こり、自身の立場を危うくする」存在にほかならず、目の上のタンコブとして仕事に差しさわりが出てくるだろう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方