山根会長が怒りの猛反論 ボクシング連盟は泥沼全面抗争に

公開日: 更新日:

 これに対し、告発状を作成した「日本ボクシングを再興する会」の関係者は日刊ゲンダイの取材にこう言った。

「告発状には12の告発事実を記しましたが、それがすべてではない。疑惑はまだあります。証拠もある。向こうの出方次第では、新たな問題を追及する準備があります」

 再興する会は、8日に弁護士会館で緊急記者会見を開く。そこで、新たな爆弾を投下する可能性もある。

 連盟側も連盟側で「生放送を条件としたテレビ放映により」の条件付きで、近日中にも山根会長による事情説明の場を設けるとした。

 ボクシング界を揺るがす騒動はいよいよ全面抗争の様相である。

■暴力団組長との交友報道

 やはり出るべくして出てきたと言うべきか。日本ボクシング連盟の山根明会長が50年以上にわたり、山口組系暴力団組長だった大阪市の男性(81)と交友関係を持っていたことが明らかになった。3日の毎日新聞が報じた。


 男性は毎日新聞の取材に、山根氏との付き合いは男性が20代のころ始まり、その後に男性が組長となり2007年6月に組長を引退した後も交友関係は続いていたと証言した。山根氏は組事務所にも出入りしていたという。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド