根尾サイクル達成の裏で プロが“単独1位”で狙う選手の名前

公開日: 更新日:

「昨年は『清宮ドラフト』だったけど、今年は戦略を練るのが難しい」

 こう漏らすのは在京球団のスカウトだ。

 3日に開幕したU18アジア選手権。日本代表が格下の香港相手に26―0と五回コールド勝ちを収めたこの一戦、ネット裏では巨人日本ハムら複数球団スカウトが、スタメン出場した根尾、藤原(ともに大阪桐蔭)らドラフト候補の一挙手一投足に熱視線を送った。

 甲子園で一躍時の人になった吉田(金足農)は、5日の韓国戦での先発が浮上している。

 この試合、出色の働きを見せたのが「5番・右翼」でスタメン出場した根尾である。

 試合開始直後、香港の先発左腕・ウォンの最速100キロ前後の超遅球に対し、チーム初安打となる適時三塁打を放って猛打の口火を切ると、2打席目には初球を右翼席に大会1号本塁打。さらに安打、二塁打を重ねてサイクル安打を達成するなど、5打数5安打5打点だった。

 投手もこなす根尾は甲子園終了後、「遊撃で勝負したい」と野手としてプロ入りする意思を示した。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    参院選で自民が目論む「石原伸晃外し」…東京選挙区の“目玉候補”に菊川怜、NPO女性代表の名前

  4. 4

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  5. 5

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  1. 6

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  2. 7

    我が専大松戸の新1年生は「面白い素材」がゴロゴロ、チームの停滞ムードに光明が差した

  3. 8

    逆風フジテレビゆえ小泉今日子「続・続・最後から二番目の恋」に集まる期待…厳しい船出か、3度目のブームか

  4. 9

    新沼謙治さんが語り尽くした「鳩」へのこだわり「夢は広々とした土地で飼って暮らすこと」

  5. 10

    石橋貴明のセクハラ疑惑は「夕やけニャンニャン」時代からの筋金入り!中居正広氏との「フジ類似事案」