プライド高く自身を正当化 貴乃花親方は典型的な“虚言癖”
理事解任に関する言動もしかり。週刊新潮によれば、貴乃花親方は12月28日の理事会の様子についてタニマチに、「私は協会側に対して、処分理由の説明を求めた。しかし、周囲の理事から『今更そんなことを聞いてどうする』『なんでそんなことを聞く必要があるんだ』と横やりが入った。そんな状況に呆れ『もういいです』と言った」と話したというが、これも明らかなウソ。
理事会に出席した理事のひとりは「貴乃花親方は例によって『はい』とか『特にありません』などと言っただけ。自ら処分理由を求めたりはしていない。あまりに無抵抗だったので、こちらが拍子抜けしたほど」と証言する。
自分にとって都合のいい週刊誌やメディアにはタニマチや関係者を通じてペラペラとしゃべりながら、協会の危機管理委員会から本人が話さずに周囲に話をさせるのはどうかと苦言を呈されたことも。貴乃花親方が「そういう人に話をしたことはないし、話すように指示したこともない。週刊誌の取材などは受けたこともない」と反論した直後、週刊誌に「激白」の見出しが躍った。
貴乃花親方は極めて自己防衛本能が強い。プライドが高く、傷つくことに耐えられないから、自身を正当化するためのウソをつく。その場を取り繕うためのウソが、新たなウソを呼び、ウソをウソで塗り固める。貴乃花親方にはつまり、「虚言癖」があるのではないか。さる親方に言わせると「周囲から人が離れていって孤立した原因のひとつは生まれや育ちにもある」そうだ。 (つづく)