弱さに呆れた…“カネの取れない”キルギスを呼んだ罪は重い
森保ジャパンが2018年を4勝1分けで乗り切り、来年1月5日に開幕するアジアカップ(UAE)に弾みをつけた格好だ。しかし――。
20日に愛知・豊田市で行われたキルギス戦をテレビ観戦したが、最後には呆れ果ててしまった。こんな弱い代表チームを見たのは、一体いつ以来だろう。記憶をたどってもピンとこない。
欧州でネーションズリーグが始まり、国際Aマッチデーに欧州各国代表を招くのが難しくなったことは承知している。
だからといって、キルギスの低レベルさを看過することはできない。
かつてジーコ日本代表が埼玉・浦和東高サッカー部と、オシム日本代表が流通経済大と練習試合を行ったことがある。もしかしたら、この日のキルギスよりも骨のある相手だったかも知れない。
シュート数は日本の15に対してキルギスは1。日本のGKとDF陣にとっては、代表キャップ数がひとつ増えただけの試合だった。選手たちはカバリング、コーチングなど「相手が弱くてもできること」をきちんとやってはいたが……。