菅野はこの日、自身の年俸額について「もっと上に行きたい。将来的には10億円もらう選手が出てきてもおかしくない。そうすれば、野球選手になりたいと思う人が増えてくる」と言った。本人は先日、改めて「夢はまだ持っている」とメジャー挑戦の希望を口にしている。海外FA権を取得するのは21年オフ。32歳になる年だが、前出の友成氏によれば「それでもメジャー球団から4年8000万ドル(約88億円)の契約は結べるはずです」という。
菅野の6億5000万円が騒がれれば騒がれるほど、かの地との絶望的な差が際立つ。日本最高額のカネを手にした今、その視線はいよいよメジャーに向くと、巨人は考えた方がいい。