上原は年俸5000万円再契約…巨人史上最高齢「長寿」の秘訣
巨人は14日、自由契約となっていた上原浩治(43)と再契約したと発表した。背番号は19に決まった。
上原は都内の球団事務所で取材に応じ「去年が去年で全然決まらずに3月まで伸びたけど、今回は年内に決まってホッとしている。(新監督の)原さんには1年目からお世話になっているし、感謝しています。どうにかして力になれれば」と意気込んだ。
10年ぶりの日本球界復帰となった今季は36試合に登板し、7月に日本人初の日米通算100勝、100セーブ、100ホールドを達成した。しかし、成績は0勝5敗、防御率3.63。二軍落ちを経験するなど不本意な成績に終わった。
シーズン終了後に左膝のクリーニング手術を受けた。「速めのジョギングみたいな感じで動けている。かなりいい感じ。順調ですね。4月には一軍のマウンドに立てるようにやっていきたい。今年みたいな途中離脱がないようなシーズンにしたい」と腕をまくった。
来季は巨人史上最年長となる44歳で臨む。長く現役を続けられる秘訣は「負けず嫌いなのと反骨精神」と言い、「米国との違い? 日本は酒、食事がおいしくて……。甘い誘いが多い。どう断ち切るか。もう少し気をつけないと」と節制を誓った。