東京五輪目指すも楽天・則本の“メジャー熱”は冷めていない
則本は150キロ超のストレートを投げるパワーピッチャーで、なおかつフォークという決め球ももっている。だからこそ奪三振数も多い。一昨年くらいのピッチングをすれば、メジャーでも十分ローテーション投手として通用する。
昨年のシーズン中も20球団を超えるメジャースカウトが則本の投球を生でチェックしている。まだメジャー挑戦への気持ちが薄れていないという情報は、おそらく他球団にも届くはずだから、今年の楽天戦にも多くのメジャースカウトが訪れるに違いない。
本来なら2月は日本へ行って楽天のキャンプにも足を運ぶ予定だったが、急用ができてキャンセルになった。とにかくグラウンドに足を運び、選手の視界に入るようにするのがわたしの身上。この風体なら嫌でも目立つし、選手には間違いなく自分が追いかけていることが伝わるからだ。菊池はうまくいかなかったが、引きずっていても仕方がない。ボチボチ、日本に行く飛行機の予約をしようと考えている。