満身創痍で三軍送り…巨人・阿部が「捕手再廃業」する日

公開日: 更新日:

 左ふくらはぎの張りを訴え三軍送りとなった巨人阿部慎之助(39)に対し、チーム内からも厳しい声が出ている。

「事実上の捕手再廃業ということになるかもしれない」(チーム関係者)

 原監督に直訴してまでこだわった4年ぶりの捕手復帰だったが、春のキャンプでいきなり背中痛を発症。調整に遅れが生じると、対外試合2試合にマスクをかぶっただけで今度は足に張りが出たというのでは、確かに首脳陣の心証はよくない。

「一軍の捕手陣は原監督がその実績と安定感を買ってFAで獲得した炭谷と昨年までの正捕手で強肩という絶対的な武器のある小林に加え、他球団が阿部級と称する打撃力を持った大城も成長している。3人とも正捕手というには決め手を欠くとはいえ、早くも満身創痍という雰囲気の慎之助に捕手としての出番があるかどうか……」(同)

 キャンプ中に原監督と話をした評論家の山崎裕之氏によれば、「原監督は阿部の捕手復帰について『まあ、ブランクがありますからねぇ』と歯切れが悪かった。最初から代打の切り札に考えていたのではないか、という印象でした。年齢とブランク、故障歴を考慮すれば仕方がないでしょう」と、そもそも阿部を捕手としての構想に入れていなかったフシもある。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊川怜の元夫は会社が業績悪化、株価低迷で離婚とダブルで手痛い状況に…資産は400億円もない?

  2. 2

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  3. 3

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  4. 4

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  5. 5

    斎藤元彦知事ヤバい体質また露呈! SNS戦略めぐる公選法違反「釈明の墓穴」…PR会社タダ働きでも消えない買収疑惑

  1. 6

    渡辺裕之さんにふりかかった「老年性うつ」の正体…死因への影響が報じられる

  2. 7

    水卜ちゃんも神田愛花も、小室瑛莉子も…情報番組MC女子アナ次々ダウンの複雑事情

  3. 8

    《小久保、阿部は納得できるのか》DeNA三浦監督の初受賞で球界最高栄誉「正力賞」に疑問噴出

  4. 9

    菊川怜は資産400億円経営者と7年で離婚…女優が成功者の「トロフィーワイフ」を演じきれない理由 夫婦問題評論家が解説

  5. 10

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”