<中>小野伸二が太鼓判「ケガだけ気を付ければ凄い選手に」

公開日: 更新日:

 試合終了後、久保の立ち居振る舞いには驚かされた。大勢の報道陣に囲まれながらも臆することなく「緊張はしましたけど、体はいつも通りに動きました。何もできずに時間ばかり過ぎましたけど、途中から試合に入っていけました。(Jデビューは)順調と言えば順調ですが、自分的には早かったかな。ゴールに絡めなかったので(出来栄えは)10点か15点くらいです」と淡々と答えた。

 そんな久保について17年にチームメートだったJ1通算最多得点者の大久保嘉人(磐田FW)は「いいもんを持っていると思う。全体が見えているのでボールを持ったら落ち着かせるし、パスも出せる。スピードにいかに慣れるか。面白い選手なので頑張って欲しい」とエールを送った。

 同年5月、ルヴァン杯の札幌戦でトップデビュー。対戦相手の元代表MF小野伸二は「非常に堂々としていた。見ていてゴールしてしまうのではないか、というオーラを感じた。僕とは全然比較にならない。ケガをしないことだけに気を付ければ凄い選手になる」と最大級の賛辞を口にした。

 ただし、当時の久保には弱点もあった――。

【連載】“日本のメッシ” 久保建英の現在地

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ吉井監督が佐々木朗希、ローテ再編構想を語る「今となっては彼に思うところはないけども…」

  2. 2

    20代女子の「ホテル暮らし」1年間の支出報告…賃貸の家賃と比較してどうなった?

  3. 3

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 4

    「フジ日枝案件」と物議、小池都知事肝いりの巨大噴水が“汚水”散布危機…大腸菌数が基準の最大27倍!

  5. 5

    “ホテル暮らし歴半年”20代女子はどう断捨離した? 家財道具はスーツケース2個分

  1. 6

    「ホテルで1人暮らし」意外なルールとトラブル 部屋に彼氏が遊びに来てもOKなの?

  2. 7

    TKO木下隆行が性加害を正式謝罪も…“ペットボトルキャラで復活”を後押ししてきたテレビ局の異常

  3. 8

    「高額療養費」負担引き上げ、患者の“治療諦め”で医療費2270億円削減…厚労省のトンデモ試算にSNS大炎上

  4. 9

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  5. 10

    松たか子と"18歳差共演"SixTONES松村北斗の評価爆騰がり 映画『ファーストキス 1ST KISS』興収14億円予想のヒット