バルサ育ちのFC東京・久保建英は五輪チームの主軸となるか

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 FC東京の長谷川監督が、所属選手の17歳MFを大絶賛して「あまり人を褒めることをしない指揮官が……」と話題になっている。バルセロナの下部組織育ちで今季開幕の川崎戦でスタメン出場したMF久保建英のことだ。

 4DF―4MF―2FWの「右サイドMF」で先発した久保が、いきなり敵地スタジアムをどよめかせた。前半4分、左サイドのコーナーフラッグ付近から元日本代表の川崎MF家長をドリブルでかわし、続いてカバーに入ったDFマギーニョも突破してチャンスメーク。同38分には、自陣右サイドの深い位置から相手ボールを奪い、そこから素早くドリブルで駆け上がり、味方FWに絶妙のスルーパスを送った。

 終了間際にはFKのキッカーを務め、短い助走から利き足の左足を振り抜くとボールは鋭い弾道で飛んでいき、「ガァ~ン!」という大きな音とともに右ポストに当たってはね返った。川崎GKが半歩しか動けないほどの圧巻FKだった。

「正常進化中の久保は来年の東京五輪の主軸として期待できます」とは元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏だ。

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